剪定前、黒松の門かぶり、シダレウメ、ヒラドツツジなど
剪定後、3~4ぶりにスッキリしました。
中央奥の門かぶりの黒松は枝が伸びてしまって縮めながら剪定しました。手前右側シダレウメは枝と枝が絡んでいたので、絡みが無いようにバランスよく切りました。
剪定前、門かぶりの赤松 T様所有の山から掘ってきてお父さんと息子さんで移植しました。移植した当初は、幹回りが木の元で5~7センチ程度でした。植栽してから20年以上になるそうです。赤松は、剪定の時に幹の皮をめくります。(めくらない人もいます)皮をめくることで赤い肌が出てきて綺麗です。又肌をめくることによって皮の中にいる害虫もとることができます。
剪定後の門かぶりの赤松
剪定後です。絡み枝などがありましたので、成長に妨げになるので切りました。また、上の枝と下の枝が同じあたりで出ていたので、バランスよく日光が当たるように切りました。
松のみの剪定でしたが、時間がありましたので、写真左側のスイリュウヒバ、玉仕立てのサツキ、ツゲなども一緒に剪定しました。
剪定前、ヤマボウシと北山台杉が繁茂しています。
剪定後、ヤマボウシと北山台杉はスッキリ。
剪定のポイント
ヤマボウシなど、剪定しても芽が出てくるといって
強い剪定をすると、根にはそれだけの力がありますので
来年度の枝、葉は強く出てきますので、ほどほどに
剪定後、北山台杉はスッキリしました。奥にあるヤマボウシもスッキリ花芽も少し残して・・・
剪定前、ヒメシャラ、ウバメガシ、クロガネモチ。チャボヒバなどがあります。
剪定後、きれいになりました。
クロガネモチなどは、太い芽を切り残った細かい枝で、
枝づくりします。(自分好みは、枝を薄く作って、葉っぱがパラパラぐらいが好きです。まるボーズにするのは好みではありません。)ヤマボウシ同様葉っぱが無くなるまで
切ってしまうと、来年度は、たくさん芽吹きます。
剪定後、きれいになりました。中央にウバメガシの刈込です。
ウバメガシの名前の由来知ってますか?4~5月頃新芽が伸びてきますが、新芽に白い粉がかかっていますが、その芽がおばあさんの眼に似ていることから(失礼ですがおばあさんの眼が白く濁っている様子)
名前が付いたと聞きました。ウバメガシの下の寄せ植えは寒椿です。
刈込で剪定すると綺麗すぎるので、剪定ばさみで、高さを揃えながら切りました。
剪定前、6月に剪定しました。秋から冬の剪定の時期では、気温が低いため強い剪定ができません。
剪定後、6月に剪定しましたので、松の新芽(ミドリ)も摘みました。ヒマラヤスギ(中央)は太い立目を切り
細かい新芽を残しました。チャボヒバ(右側)は、絡んだ枝を取り一枝、一枝丸い玉ができるようにしました。
剪定前、門かぶりの黒松。剪定前で、松葉がかなり繁茂しています。
剪定後の門かぶりの松
剪定後ですが下から見ると濃く見えます。(枝はかなり抜いていますが葉は、1コの芽に20枚程度です。あまりとってしまうと、むしり上げてしまい枝が長くなってしまいます。
好みかも)
剪定前、手前からツゲ玉、ツゲの段作り、右側にヤブツバキ、奥に黒松です。
剪定後、右側にマキの木、中央にヤブツバキ、左側に黒松です。手前のタマツゲは大きさを維持するのに気を使います。毎年、葉っぱを沢山残して刈込すると綺麗ですが、例えば前年度の切った所より1センチずつ上で切っていくと10年で10センチ大きくなるので、毎年同じ所で切っていますがそれでも、少しずつですが大きくなっていきます。たまには、バッサリと刈るときも・・・。
お家の方のご都合で伐採しました。